「これを食べると体にいい」と言われている食べ物って、多いですよね。
そう言われると、その直後はしばらく食卓に並ぶこともありますが、そのうちいつも通りの食事に戻ってしまいがちです。
なぜ続かないのか。その理由は、「なぜいいのか」「なぜその食べ物なのか」が納得できていない。なぜ食べるのかについての説明が不十分だから、だと考えています。
かつらまは別に栄養士の資格を持っているわけではありませんが、「食事は人生の8割を占める要素」と考えており、なぜその食べ物がいいのか調べなければ気が済みません。
そのため今回は日本経済新聞に掲載されていた「東北大学と村上農園、老化関わる物質探索へ ブロッコリーの新芽から」という記事を読んで、「結局のところブロッコリースプラウトってなんでいいとされているのか」について調べました。
記事はこちらです。(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG21BT00R20C26A1000000/)
ブロッコリースプラウトとは?
英語表記は「broccoli sprout」。sproutは新芽を指すので「ブロッコリーの新芽」ということになります。種から発芽して早々に収穫するブロッコリーの赤ちゃんですね。
ブロッコリースプラウトの栄養成分
ブロッコリースプラウトの中でも「ブロッコリースーパースプラウト」の栄養成分について調べました。情報のソースは村上農園の栄養成分表です。(https://www.murakamifarm.com/assets/pdf/nutritional_infomation.pdf)
可食部100g当たり
| たんぱく質 | 4.7g |
| 脂質 | 0.7g |
| 炭水化物 | 6.6g |
他、ナトリウム3mg、カリウム105mg、カルシウム66g、マグネシウム43mg、リン121mg等が含まれています。
また一番の目玉である「スルフォラフォン」はブロッコリーの20倍含まれています。ブロッコリースーパースプラウトに含まれるスルフォラフォンを全量摂取するには、1kgのブロッコリーを食べる必要があるようですよ。
ところで、スルフォラフォンってなんでしょうね?
スルフォラフォンとは?
予防医学研究の権威「ポール・タラレー博士」がブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラフォンという成分に「抗酸化作用・解毒」などの働きがあることを発見したそうです。情報のソースは以下の通りです。
(https://www.murakamifarm.com/products/bss/)
スーパーフードに関する勉強をした際、抗酸化作用のある食べ物は数多くありましたが、その資料にスルフォラフォンという成分については書かれていませんでした。
ブロッコリースプラウトにはスルフォラフォンという抗酸化作用のある成分が多く含まれている。ところで、抗酸化作用ってなんでしょうね?
抗酸化作用とは?
老化とは即ち、酸化です。酸化を促進するのが活性酸素。この活性酸素を除去するのが抗酸化作用というものです。抗酸化作用を持つ食べ物は近年数多く知られつつありますが、非加熱で生で食すのがおすすめです。加熱して焦げると、それは炭化=酸化してしまったということになります。熱でビタミンが壊れてしまうこともあるので、生野菜をサラダのように食べるのがいいのでしょうね。
ブロッコリースプラウトの老化に関わる物質「超硫黄分子」
スルフォラフォンも抗酸化作用、即ち老化を抑えることが期待される成分でしたが、どうやらブロッコリースプラウトにはまだ知られていない成分があったようです。
その名も「超硫黄分子」。
全く初耳ですね。どうやら近年研究が進められている、栄養成分のようです。
大阪公立大学の最新の研究成果では、納豆の発酵工程でこの超硫黄分子が急増したという結果が出ています。(https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-21944.html)
漠然と「納豆は体に良い」と思っていましたが腑に落ちました。
どれぐらい食べればいい?
推奨量や制限はないようですが、1日1パックを目安にすると良さそうです。スルフォラフォンの効果は3日ほど継続するようなので毎日食べる必要はなさそうです。
抗酸化作用のある食べ物なので、やはり非加熱で食べるのが良いでしょう。
ちなみに私がブロッコリースーパースプラウトを食べる時は、ブロッコリースーパースプラウトだけを皿に盛りつけてシーザードレッシングでいただきます。美味しいですよ。
ブロッコリースプラウトについてまとめ
- 抗酸化作用・解毒作用のあるスルフォラフォンが高濃度で含まれる。
- 研究が進む超硫黄分子にも老化を抑制する作用があると期待されている。
ブロッコリースプラウトなんていう超身近な食べ物にもまだ判明しきっていない栄養素があるということを知ると、ワクワクしますね。

